去年の6/3のメモ
私がこの大学で学んだこと。
言葉は盾であり刃物であり必ず返ってくるということ。
私は母を亡くしてから精神状態が不安定になり自分を守るかのごとく刃物のような言葉を振りまいていた。
すると心に余裕のない人が同じような刃物をブーメランのように投げ返してきた。
そしてその言葉や態度の波紋は余裕のない人々の心を真っ黒に覆うようになった。
刃物は投げた側も投げられた側も傷つく。
頭では分かっているはずなのに余裕がなくなるとお互いを傷つけ合ってしまう。
だが母が亡くなってから1人の時間を痛感するようになった私は自分と真剣に向き合う時間ができた。
なぜ私はこんな言葉を発したのか?
なぜ相手はこんな言葉を投げかけてきたのか、態度を示してきたのか?
次から次へと止まらない「なぜ?」という疑問にとことん執着した。
なぜ?という問いは洞察力につながる。
人の言葉と態度には必ず隠された理由がある。
どんなに正直者に見える人であれ、だ。
私はあの苦しい1年はその洞察力を研ぎ澄ますための試練だったのだと思う。