ぽんたろう日記

人を元気付けるような言葉を綴りたい。

人を心から笑顔にするということ

私の友人T君が念願の自衛隊の試験に受かりました!

 

自分のことのように嬉しかったです。

 

彼の進路に光が射したことで、自分の進路にも同じように光が射したような感覚になったからです。

 

人を本気で笑顔にするということはこういうことなんでしょうね。

 

自分の中にある人生に対する期待や、希望や、夢を同じように他人の人生の中にも見出させるということが人を心から笑顔にするということであり、人のために生きるということなんですよね。

 

私はT君のこれまでの6年間の学生生活を振り返って本当に感無量で授業中だというのに涙も鼻水も止まらなかったです。照

 

彼は本当にイノシシのように一直線で、ただそのせいで大切なポイントを拾い忘れたりするので、頑張れば頑張るほどその努力が空回りして、びっくりするくらいアホなポカをやらかしたりしていました。

 

本人が気づいていないケースもありましたけど。笑

 

だからか、そんな目立つ彼のことを陰で馬鹿にしたり、時に面と向かって馬鹿にしたり、ミスそのものではなく人間性まで否定するなど、何か頑張れば頑張るほど足を引っ張る人間が多かったように私は感じていました。

 

そんな人たちを見るたびに、アイツはそんなバカなやつじゃない!あなた達よりも頑張り屋で、愚直で、そのせいで情報が頭の中で錯綜して間違ったりするだけなんだ!と彼以上に怒りを覚えた時もありました。

 

だからこそ今回ばかりはそんな人たちを黙らせるためにも本当に夢を叶えて欲しくて私も何かできることがあれば、と知り合いの自衛隊の先輩にかけあったり、その直属の上司の方が大学にいらっしゃった時はT君のことを話したりしていました。

 

なぜここまで私が彼に肩入れするのかというと、

 

それは自分の今までの生き方と重なるところがあったからなのです。

 

私も高校生くらいの時から大学生初期くらいの時、行き先だけ決まればとりあえず船を漕ぎだすみたいなことをよくしていて、ゴールするにはどうするべきか、などの情報の精査を怠っていたので何度も船が転覆する、といったことがしばしばありました。

 

恥ずかしいくらい堂々と夢を語り、失敗する私をみてバカにする人間もたくさんいました。

 

ですが、バカにされ続けても諦めないで走り続けていると、そのうち正しい努力の方向性が見えはじめ、努力も空回りしなくなり始めましたし、気づいた頃にはその姿に元気をもらう、と言われるようになっていました。

 

私は彼の人生にもそんな苦しさの中の光みたいなのを感じて欲しかったのです。

 

人のことでここまで嬉しくなったことは初めてでした。

 

嬉し泣きって本当にあるんですね。

 

最近本当に些細なことに感動するようになってきて心が潤ってきているのを感じます。

 

私の中の宝物がまた1つ増えた気がして嬉しいです☆