未来の自分へ、自戒の念を込めて
人から受けた優しさは社会に還元しなさい。
人から受けた痛みは学びに変えなさい。
そして沢山の優しさと希望を周りの人に与えなさい。
自分が失ったものを数えるよりも自分の元から離れていかなかったものを数えなさい。
傷つくことを恐れるのをやめなさい。
大きな傷は小さな優しさに気づくきっかけとなる。
人から与えてもらった知恵を自分を守るためだけに使うのをやめなさい。
人から与えてもらった知恵を使って味方の少ない人を守りなさい。
そして知恵を与えてくれた環境に感謝しなさい。
自分自身がまだ与えられるほど豊かになっていないのに過度に自己を犠牲にしてまで人に与えるのはやめなさい。
豊かさは人に与えるもの。
豊かさとは人に与えられる力のことをさす。
何事もルーツを辿りなさい。
今を切り取らず、ルーツを辿り、今を見つめ、未来を読みなさい。
頑固な強さは捨て、しなやかに強く生きなさい。
傷つかないことは強さではない。
だから傷ついていないフリをするのはやめなさい。
やがて本当に傷みが分からなくなってしまうから。
そして人の傷みにも気づかなくなってしまうから。
強さとは傷ついた時に必ず何かしら学びを得て成長できる力のこと。
泣いてもいいから傷みから逃げるのをやめなさい。
人間の弱さを見て落胆したり傷ついたりするのをやめなさい。
人間の弱さを受け容れられるほど器の大きい人間になりなさい。
人間は地球に誕生した時から今までずっと弱い生き物なのだから。
そうした不変の事実にいちいち傷つくくらいなら、その弱さのせいで傷つく人間の方に目を向け、彼らを守る盾となりなさい。