ぽんたろう日記

人を元気付けるような言葉を綴りたい。

もうすぐ1年

ちょうど一年前の今から5ヶ月間くらい私は人生で2回目の挫折感を味わっていました。(1回目は小学4〜6年の時である)

 

そんな去年の秋頃スマホのメモに泣きながら綴った日記です。↓

 

2018年11月21日

 

「諦めるということ。


あきらめないことが大切とされがちな風潮の中で私は諦めることで得られるものに気づいた。


5月に母を亡くし、姉は現実逃避のために父から詐欺まがいのお金を搾取、実質もう私に姉はいない。そんな父も母が亡くなった途端他の女の人と遊びに行く始末。長年慣れ親しんだ実家はもうじき無くなる。思い出が消えていく、捨てられていく。信頼していた彼氏や友人には長いこと知らないところで裏切られて、病院実習班からは孤立無援・孤軍奮闘状態。財布を取られ参考書を取られ誰か知らないかと声をかけても聞こえないふりをする人たちが何人もいる。そんな日々の毎日。


無くしたものばかりを数えては涙が溢れてくる日が度々あった。


しばらく涙を流すとこの涙はなぜ出てくるのだろうという考えに至った。


そして1つの結論が出た。


無い物ねだりをして現実とのギャップにショックを受けているからだと。


自分の周りから無くなったものを諦めずに追い求めても手に入るとは限らない。むしろ手に入らないことの方が多い。


そして無くなったものに追いすがっている間に人は大切なものを必ず見逃している。


諦めるということはそういう意味で大切である。


諦めないことで見逃しかけていた他の大切な物や人を素通りせず気づくことができるから。」

 

この日記は私の考え方が変わり始めた時の第一歩。

 

心に留めておきたい過去の自分の姿です。

 

※ちなみに、当時は裏切られたように感じていた彼らのことですが、今はそんな風には思っていません。

私に向けていた顔と、私のいないところで見せていた顔のギャップに驚いてそんな風に感じてしまいましたが私に見せられなかった本音は私の作り上げていた心の壁からくるものだったと思うと怒りすら湧かず、むしろこんな私に合わせてくれていた数年、数ヶ月に対する感謝しかありません。